現在、育毛において最も大事なのは「頭皮の健康」という考えが定説となっていますが、そもそも、抜け毛や薄毛の原因のほとんどは頭皮の状態が悪いことに由来しています。
洗髪が十分でないために老廃物が毛穴に詰まって炎症を起こしたり、血行が悪くなって毛根に十分に栄養が行き届かなくなったりすると、細くて抜けやすい毛しか生えてこなくなり、やがて毛髪の生成すら行われなくなってしまいます。
多くの人はそこで育毛剤の使用を検討しますが、育毛剤はいわば土壌に与える肥料の役割に当たる存在で、荒んだ土壌にいくら肥料をやっても芽は出てきません。
不健康な頭皮を改善し、最適な育毛環境に整えることで、初めて育毛剤は本来の効果を発揮することができます。
そのため、育毛は、まず頭皮のケア、つまり毎日のシャンプーに気を配ることから始めなければならないのです。
育毛シャンプーは、上記の理由により、頭皮の洗浄に重点を置いたものがほとんどです。
普通のシャンプーは頭皮と言うより髪に焦点を当てて作られているものが多いので、育毛シャンプーと普通のシャンプーではコンセプトから異なっていることになります。
そのため、育毛シャンプーは何よりも機能性を重視しており、市販のシャンプーに多く使われているような、使い心地を向上させるためのさまざまな添加物(シリコンなど)を使用しているものが少なく、頭皮に無用な刺激を与えないために天然由来成分などを配合しているものが多いのが特徴です。
以上の理由により、育毛を目指しているのなら、通常のシャンプーではなく、育毛シャンプーを使用するのが望ましいでしょう。
育毛シャンプーは頭皮の健康促進を目的としたものであるため、その効果はほとんどが頭皮に直接働きかけるものとなっています。
シャンプーの主成分となる洗浄成分は、毛穴の奥の汚れをしっかり除去し、詰まりを解消するものが使用されます。
現在はアミノ酸系の洗浄成分が、頭皮に最も低刺激かつ効果的であるため、アミノ酸系洗浄剤を使用している育毛シャンプーが多数見受けられます。
その他の配合成分については、頭皮の血行を促進するもの、かゆみやフケを抑制するもの、頭皮にうるおいを与えるものなど、総じて頭皮の環境を整える効能を持つものが配合されます。
外側の汚れを落とし、内側から頭皮の健康を促進するのが育毛シャンプーの効能なのです。